希望が残っているといいな、って
注意:この記事は2021年3月8日(月)公開「シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇」のネタバレを含みます。が。この記事、ほとんどが自分の歴振り返りと反省です。また落ち着いたら何か書くかもしれません。
一言で言えば、「良かった。でもつらい。でも良かった。とは言ってもつらすぎる」ですね。一言じゃないな…
そう。良かった。良かったんです。そりゃ良かったさ。みんなが幸せになれて。なれ…て………
すみませんやっぱりしんどいです。これはエゴです。わかっています。しかも自分は知り合いの誰よりも歴が浅い(後述)のです。そんな人間がその方々を差し置いて騒ぐなんて…申し訳なかったです。それに他の方の感想を拝読しても「自分は語る言葉を持たないと思っているけれど本当はそうじゃない、そこまでこの作品に情熱を注いでいないだけじゃないか」という感情でいっぱいになってしまい、胸を張って好きだと言えなくなってきました。じゃあこの気持ちはなんなのか。多分これが「執着」なんでしょうね。
私が初めてエヴァを知ったのは、多分9年前。同級生でこの作品が好きな方がいて。へー、かっこいい造形だなあ…程度に思っていただけでした。
それからなんやかんやあって6年前。エヴァ展に行きました。ソロで。実はキャラくらいしか知らないまま見に行ったんですよね。前から気になっていたのと友人が好きだって聞いていたので。とはいえ行動力がありすぎるし正直意味がわからないよ…
当然良く理解できなかった(気がする)し正直ほとんど覚えてないです。そういえばマリさん見て「誰?」ってなってました。あと黒波のコースター買いました。羨ましすぎる、今の自分と交代してほしいですね。
多分そこから。アニメでも映画でも漫画でもなく、自分は展示からでした。珍しいね。
でもその後が覚えてないんです。いつアニメを観たのか、いつ映画を観たのか。確かアニメを観てから新劇を観るまで相当時間経ってる、というか下手したらちゃんと観たの最近なんじゃないか?まさか去年…?えっ嘘そんなはずは
興味はありました。あったんですけど。完結していないものを観ようと思えなかったんでしょうね、多分…観ろよ……
結局唯一地上波でやっていた旧劇も録画はしたものの色々あって途中までしか見てなくて。録画していた機材ももうほぼ壊れちゃってて。今度ちゃんと借りるか何かして観ようね。
漫画については去年買って翌日の仕事を無視しつつ一気読みして、この間のQの放送後も一気読みして朝になりました。
考えてみると歴が浅いというよりほぼ無なのでは?ファンを自称すらできないわけですね。なんかさらにしんどくなってきたな。全国のファンの皆様、こんなひよっこが騒ぎ立てて申し訳ありません。
最後に少しだけ。
共依存的な関係がお互いの幸せではないってはっきり示されちゃったのが、そうなんだろうなと薄々感じてはいたのですがとても辛くて。「片方がもう片方を幸せにすることで自分も幸せになりたかった、幸せだと感じたかった」っていうシチュエーションは実は大好きなんです。大好きなんですけど。あの2人では見たくなかったな、正直。でも涙、良かった。最高。美少年の涙は万病に効く。僕も泣いた。
最後のシーン、本当に申し訳ないんですが衝撃が大きすぎて向かいのホームで談笑していた2人しか見えてなくて。頭真っ白になっちゃって。嘘でしょ、やめてよ…って。良く考えてみれば比喩だろうって想像がつきますが混乱してまともに考えたり整理できなくなって。そういう意味ではもう一回観に行きたいな、とは思います。もう観たくないって気持ちも正直あるんですが。黒波が可愛いシーンが、みんなが救われるシーンがもう一回見たいな。よかったね…よかったね……!!
よかった…ん…だよね…?
シンジくんへ
ストリートピアノで「Quatre Mains」弾いてくれ。そしてカヲルくんに見つかってくれ。運命の再会やってくれよ…!!!!!
では。お疲れ様でした…
希望はどんな時にも残っているんですよね…?ねえ……??